窓ガラスコーティングは紫外線対策になる?UVカットも可能な窓ガラスコーティングの魅力を解説!
暑いシーズンには、屋外に出るときに日焼け止めを塗って出かけるという方も多いでしょう。しかし近年は「室内でも紫外線が届く」ことが大きく取り沙汰され、屋内での紫外線予防の必要性も叫ばれるようになっています。
窓ガラス表面に特殊なコーティング剤を塗布する「窓ガラスコーティング」は、屋内に紫外線が入るのを防ぐことが可能です。今回は、窓ガラスコーティングによる紫外線カットの仕組みやメリットについて解説します。
1.紫外線対策におすすめの「窓ガラスコーティング」とは?
室内で紫外線対策を行うのは簡単ではありませんが、そうしたときにおすすめなのが「窓ガラスコーティング」です。これは窓ガラス表面に特殊なコーティング剤を塗って吸着させることによって、窓ガラスそのものの耐久性を高めつつ、室内の快適な環境も守ることができる施工のことです。施工方法は非常にシンプルであり、窓ガラスの表面を綺麗にし、コーティング剤を塗布し乾燥させるというものになっているため、一般的な戸建て住宅やマンションの一室であれば約1日ですべての作業が終了します。
2.「クリスコート」は紫外線カット99%の効果がある
コーティング剤にはいろいろな種類があります。そのため、使用するものは作業にあたる業者それぞれで異なることが多いでしょう。
その中でもおすすめできるのが耐久性アップに効果が知られているコーティング剤「クリスコート」です。クリスコートには遮熱や赤外線カットなどいろいろな効果がありますが、その中でも「紫外線カット効果が高い」ことで知られています。
表面にクリスコートを塗布すると、紫外線カット率は99%以上になるといわれています。UVカットといえばサングラスがイメージされることが多いせいか、紫外線カット=日光カットと勘違いされる方も少なくありません。しかしあくまでもカットするのは紫外線であって、日光そのものではないことにご注意ください。
クリスコートの場合、99%以上の紫外線をカットしますが、可視光線の透過率は79%と高いため、部屋の明るさを損ねることはありません。
3. 紫外線をカットすることで生まれるメリットは多い
紫外線が室内に侵入することによって生まれるリスクはどうしても盲点になりやすく、あまり意識していない方も多いでしょう。日焼けするくらいではないかと思う方も多いかもしれませんが、意外と多くの危険が潜んでいるのです。たとえば、以下のようなものがあります。
- 家具や壁紙、室内調度品の日焼けや劣化
- 肌の日焼け、シミ・シワ・たるみ、皮膚がんなどの身体的リスク
- 乳幼児や高齢者の場合体調にも大きく影響する
- 紫外線アレルギー
- 結膜炎を発症することもある
以上のリスクを考えると、室内とはいえ紫外線の影響は意外に大きいと考えられるのではないでしょうか。しかし窓ガラスコーティングならこのようなリスクを十数年の長きにわたりなくすことが可能です。
4.「紫外線カット」以外にも「遮熱・省エネ」などさまざまなメリットがある
クリスコートで窓ガラスコーティングを行った場合、それ以外にもさまざまなメリットがあります。代表的なものとしては以下の通りです。
- 赤外線を90%カットすることで遮熱効果がある
- どのような材質のガラスに対しても施工可能
- 遮熱効果によって「夏は涼しく冬は暖かい」快適な住環境を確保できる
- 冬場はクリスコートの被膜が室内の遠赤外線を吸収するので窓際が冷えることがなく結露も防げる
- 遮熱効果によって冷暖房費用が大きく削減できる
日本の住宅は季節に応じて熱が侵入してきたり、逆に逃げたりしてしまいがちです。そうした熱の出入りを最小限にとどめることで、夏は熱の侵入を少なくし、冬は熱の流出を少なくすることが可能になります。また、大規模な設備交換も必要ないため、家計にも経済的な施工となっています。
5.まとめ
以上、「クリスコート」を用いた窓ガラスコーティングでの紫外線カット効果について一通り解説しました。紫外線は日光の弊害としての認知度は高いものの、室内に侵入するリスクについては意外と考えたことがなかった方も多いのではないでしょうか。特に家具の劣化が進んでしまうと、買い替えの費用も無駄にかさんでしまうことになるでしょう。
富山県中新川郡立山町の「株式会社コーティングワークス柳平」では、記事内でご紹介した「クリスコート」を利用した窓ガラスコーティングを中心に、さまざまな塗装関連の施工を行っています。比較的若い会社ですが、経験豊富なスタッフが多く、地域の皆様に頼られる会社を目指しています。ご自宅やオフィスの紫外線対策でお悩みの方はぜひお任せください。