メリット・効果

窓ガラスコーティングは夏に大きな効果を発揮する?夏特有のメリットを解説!

窓ガラスコーティング 夏

「窓ガラスコーティング」には多くのメリットがあります。その代表的なものが「遮熱効果」です。室温変化において窓ガラス起因の変化の割合は大きく、夏の遮熱効果は大きなメリットを生みます。今回の記事では、窓ガラスコーティングによって生まれるメリットを、「夏」にフォーカスしながら解説していきます。

1. 夏の室温の変化には「窓ガラス」がもっとも大きな影響を与えている

一般的な住宅で、室温は外気の影響を受けやすいです。住宅に外気が入ってくる場所は複数あります。たとえば、「床下」や「天井」「屋根」といった場所からも外気は流れ込んできますし、「換気扇」など空調はまさに空気の入れ替えを担っているでしょう。しかしそれらを大きく上回る割合で影響を与えている場所「窓ガラス」です。

これは総務省の調査(「経済産業省資源エネルギー庁 2017,家庭の省エネ徹底ガイド」)からも明らかです。同調査によると、とくに夏に外部から室内へ熱が入ってくる経路として窓ガラスは73%を占めています。

2. 窓ガラスコーティングには「遮熱効果=赤外線遮蔽効果」がある

どうしてここまで窓ガラスから多くの熱が入ってくるのかというと、通常の状態の窓ガラスは「赤外線」をほぼそのままに透過してしまうからです。赤外線とは、日光に含まれている放射線の一種で、室温変化という文脈においては「熱源」ともいうべき存在です。

赤外線や日光そのものには熱は含まれていませんが、赤外線を浴びた物質は分子運動が活発になるため、温度が上昇します。夏が暑いのは、地球上のあらゆる物質が赤外線を浴びて温度を上昇させるからです。普通に暮らしていると日光そのものが熱を帯びているように感じられますが、実際は日光に含まれる赤外線の作用によって浴びる側の温度が上昇しているのです。

窓ガラスコーティングで用いられているコーティング剤のひとつである「クリスコート」には、この「赤外線」を遮蔽する効果があります。クリスコートを製造しているクリスコート株式会社の調査によれば、クリスコートを塗布することにより生まれる赤外線遮蔽効果は90%以上の遮蔽率を誇ります。

つまり、もっとも熱が侵入しやすい(赤外線を通しやすい)窓ガラスにクリスコートをコーティングすることで、9割以上の「熱源」をシャットアウトできるのです。

3. 夏に「外から熱が入りにくい」状態を作ることができる

窓ガラスコーティングがその効果を存分に発揮するのは夏です。

熱というものの性質の原理を示している「熱力学第二法則」をご存知でしょうか。これはあらゆる物質に当てはまる原理として知られており、「熱は高いところから低いところへ移動する」という法則です。夏は太陽の高度がもっとも高い位置に来る季節なので、日光も強い状態になります。

日光が強いということは赤外線が強いということであり、夏には外気温が非常に高くなります。基本的には日光を遮っている室内のほうが気温は低いです。これを先ほどの熱力学第二法則に当てはめると、夏という季節は「室外の空気から室内の空気へ熱が移動していく」季節であるといえ、熱源は赤外線です。

熱の移動の70%以上を占める窓ガラスに、赤外線遮蔽効果のあるコーティングを施すことで、夏なのに室内が涼しい状態を作ることができるのです。このように、遮熱効果は夏に大きなメリットを与えてくれます。

4. 遮熱で大きな省エネ効果=夏の冷房費の節約につながる

「夏でも涼しい」快適性が維持できると、大きな省エネ効果を生み、冷房費の節約につながります。

先ほど紹介したクリスコートを例にとると、夏は2.1℃分の省エネ効果が生まれ、年間25%の冷房費削減を実現しています。一般的な住宅では年間にしておよそ3万円、小売店では25万9,200円、オフィスでは40万円もの電気代の節約につながった実績があります。

5.まとめ

今回の記事では、窓ガラスコーティングの夏特有のメリットについて、遮熱効果の観点から解説しました。熱の移動の多い窓ガラスをコーティングすることによって夏に室内を涼しい状態に保てるため、酷暑であるほど効果を実感できるでしょう。

富山県中新川郡立山町の「株式会社コーティングワークス柳平」は、「クリスコート」を用いた窓ガラスコーティングを中心に、さまざまな塗装工事を手掛けています。クリスコートによる遮熱効果が気になった方は、ぜひ弊社にて窓ガラスコーティングをご検討ください。

お問い合わせはお気軽に(公式ホームページへ)